映画の中のVespa

さまざまなジャンルの映画でベスパが登場しています。青春映画、恋愛映画、コメディ映画、アニメ、サスペンス映画など映画の中の小道具としてベスパが登場しています。ベスパが映画史上はじめて登場したのは「八月の日曜日(1950年イタリア映画・日本未公開)」だろうと思いますが、その後「ローマの休日(1953年)」でオードリー・ヘップバーンがベスパに乗ったシーンが話題となり、一躍有名なオートバイの仲間入りとなりました。

その後多くの映画の中にベスパが登場することとなりますが、その他のオートバイと少し違うのが「ファッション」であったり、「自由への翼」であったり、「イタリアらしさ」であったりと、ベスパは特殊な位置づけにあるアイテムとして登場している気がします。また、二人乗りのシーンが多いのもベスパらしい気がいたします。

『ローマの休日』 (1953年)
原題 Roman Holiday
監督 ウィリアム・ワイラー
出演 オードリー・ヘプバーン グレゴリー・ペック エディ・アルバート
日本劇場公開 1954年4月

オードリー・ヘップバーンの魅力が満載の不朽の名作。
Vespa125 (V31T)でのグレゴリー・ペックとの二人乗りシーンが有名です。

『さらば青春の光』 (1979年)
原題 Quadrophenia
監督 フランク・ロッダム
出演 フィル・ダニエルズ スティング トーヤ・ウィルコックス
日本劇場公開 1979年11月

現実と折り合えない若者達を描いたこの作品では、Vespaが若者達の自己表現のアイテムとして登場します。 モッズファッション+ベスパの組み合わせは当時一大センセーションとなり、現在でも影響力をもっています。

『バチカンで逢いましょう』 (2012年)
原題 Omamamia
監督 トミー・ビガント
出演 マリアンネ・ゼーゲブレヒト ジャンカルロ・ジャンニーニ
日本劇場公開 2012年4月

主人公のマルガレーテがバチカンでVespaに乗るシーンがあります。

『ニューイヤーズ・イブ』 (2011年)
原題 New Year’s Eve
監督 ゲイリー・マーシャル
出演 ロバート・デ・ニーロ アシュトン・カッチャー ヒラリー・スワンク
日本劇場公開 2011年12月

上記以外にもジェシカ・ピール、ハル・ベリーなど豪華キャストによる大晦日のニューヨークを舞台にした群像劇。 ザック・エフロン演じるポールがミシェル・ファイファー演じるイングリッドと、ベスパ GTVでタンデムするシーンがあります。

『ラスト・ターゲット』(2010年)
原題 The American
監督 アントン・コービン
出演 ジョージ・クルーニー ヴィオランテ・プラシド イリナ・ビョークランド
日本劇場公開 2011年7月

ジョージ・クルーニー演じる殺し屋が最後の仕事で訪れたイタリアで事件に巻き込まれるサスペンス・ドラマ。主人公ジャックがVespa PXに乗っての、カーチェイスシーンがあります。

『40男のバージンロード』(2009年)
原題 I Love You, Man
監督 ジョン・ハンバーグ
出演 ポール・ラッド ジェイソン・シーゲル ラシダ・ジョーンズ
日本未公開 (DVDは発売)

恋人との結婚が決まったピーターが、花婿介添人を務めてくれる同性の友人が1人もいないことに気付き、同性の友達を作るべく奮闘するコメディ。主人公の友人シドニーがVespa LXVに乗っています。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年)
原題 The Curious Case of Benjamin Button
監督 デヴィッド・フィンチャー
出演 ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット
日本公開日 2009年2月

老人の姿で生まれ、年を取るごとに若返っていく奇妙な人生を送る男を描いた話題作。 ブラッド・ピット演じるベンジャミン・バトンがVespaに乗るシーンがあります。

『レミーのおいしいレストラン』(2007年)
原題 Ratatouille
監督 ブラッド・バード
出演 パットン・オズワルト ルー・ロマーノ ジャニーン・ガラファロー
公開日 2007年7月

ピクサーのアニメーション映画。主人公のネズミ、レミーがベスパらしきスクーターに追いかけられるシーンがあります。

『トランスフォーマー』(2007年)
原題 Transformers
監督 マイケル・ベイ
出演 シャイア・ラブーフ ミーガン・フォックス ヒューゴ・ウィーヴィング
日本劇場公開 2007年8月

日本のタカラトミーより発売されているロボット玩具”トランスフォーマー”を原作としたSF映画。ヒロインのミカエラがVespa LXに乗ります。

『ペネロピ』(2006年)
原題 Penelope
監督 マーク・パランスキー
出演 クリスティーナ・リッチ ジェームズ・マカヴォイ リース・ウィザースプーン
日本劇場公開 2008年3月

呪いによってブタの鼻と耳を持って生まれた女の子ペネロピが、真実の愛を探して奮闘するラブコメディ。 リース・ウィザースプーン演じる、ペネロピの友人アニーがVespa LX50に乗っています。

『ザ・インタープリター』(2005年)
原題 The Interpreter
監督 シドニー・ポラック
出演 ニコール・キッドマン ショーン・ペン
日本劇場公開 2005年5月

国連で通訳として働く女性がふとしたきっかけで命を狙われることになるサスペンス映画。 サングラスとシックなジャケットでVespa GT125に乗る、ニコール・キッドマンのかっこよさはさすがです。

『リジー・マグワイア・ムービー』(2003年)
原題 The Lizzie Mcguire Movie
監督 ジム・フォール
出演 ヒラリー・ダフ アダム・ランバーグ ハリー・トッド
日本未公開 (DVDは発売)

人気TVドラマ「リジー&Lizzle」の映画版。卒業旅行で訪れたイタリアで出会った男性パオロのベスパに主人公リジーが二人乗りします。

『アルフィー』(2004年)
原題 Alfie
監督 チャールズ・シャイア
出演 ジュード・ロウ マリサ・トメイ オマー・エップス
日本劇場公開 2005年7月

ジュード・ロウが演じるプレーボーイ、アルフィーがニューヨーク マンハッタンをVespa 150 Sprintで颯爽と駆け抜けます。

『トスカーナの休日』(2003年)
原題 Under the Tuscan Sun
監督 オードリー・ウェルズ
出演 ダイアン・レイン サンドラ・オー ラウル・ボヴァ
日本劇場公開 2004年6月

ダイアン・レイン演じるフランシスが傷心旅行で訪れたイタリアトスカーナで経験する様々な出来事を通じて、自分を再発見していくドラメディ。地元の巡査にVespa ETで家まで送ってもらうシーンがあります。

『ウェディング・プランナー』(2001年)
原題 The Wedding Planner
監督 アダム・シャンクマン
出演 ジェニファー・ロペス マシュー・マコノヒー
日本劇場公開 2001年6月

マシュー・マコノヒー演じるスティーブがVESPA ET4 125に乗ってジェニファー・ロペス演じるメアリーに会いに行きます。

『102』(2000年)
原題 102 Dalmatians
監督 ケヴィン・リマ
出演 グレン・クローズ ジェラール・ドパルデュー ヨアン・グリフィズ
日本劇場公開 2001年3月

101匹わんちゃんを原作とした「101」の続編。主人公の恋人、クロエがベスパ LXに乗っています。

『リプリー』(1999年)
原題 The Talented Mr. Ripley
監督 アンソニー・ミンゲラ
出演 マット・デイモン ジュード・ロウ グウィネス・パルトロー
日本公開 2000年8月

ジュード・ロウ演じるディッキーがVespaに乗っています。ちなみにマット・ディモン演じる主人公のトムが乗るのはランブレッタです。

『親愛なる日記』(1994年)
原題 Caro diario
監督 ナンニ・モレッティ
出演 ナンニ・モレッティ ジェニファー・ビールス アレクサンダー・ロックウェル
日本劇場公開 1995年4月

三章からなるオムニバス作品。第一章の「ベスパに乗って」では 監督・主演を務めるナンニ・モレッティが、 イタリア ローマ市内のお気に入りの場所をベスパでツーリングします。

『愛の奴隷』(1994年)
原題 Of Love and Shadows
監督 ベティ・カプラン
出演 アントニオ・バンデラス ジェニファー・コネリー
日本劇場公開 1995年10月

軍事政権下のチリが舞台のラブ・サスペンス映画。 主演のアントニオ・バンデラスとジェニファー・コネリーがVespaで二人乗りするシーンがあります。

『ビギナーズ』(1986年)
原題 Absolute Beginners
監督 ジュリアン・テンプル
出演 エディ・オコネル パッツィ・ケンジット デヴィッド・ボウイ
日本劇場公開 1986年6月

デヴィッド・ボウイ・シャーデーなど多くの人気アーチストの参加で話題となったロックミュージカル映画。 エディ・オコネル演じる主人公が1950年代のロンドン ソーホーをVespaで駆け巡ります。

『ヤング・ゼネレーション』(1979年)
原題 Breaking Away
監督 ピーター・イェーツ
出演 デニス・クリストファー ダニエル・スターン デニス・クエイド
日本公開 1980年4月

かつて石材で繁栄したもののいまはうらぶれてしまったアメリカの田舎町を舞台に4人の若者が織りなす青春グラフィティ。主人公の彼女がVespaに乗っています。

『ピンクパンサー4』(1978年)
原題 Revenge of the Pink Panther
監督 アンソニー・ミンゲラ
出演 ピーター・セラーズ ハーバート・ロム バート・クウォーク
日本劇場公開 1978年12月

クルーゾー警部の助手、ケイトーが香港にてVespaでの派手なアクションを繰り広げます。

『アメリカン・グラフィティ』(1973年)
原題 American Graffiti
監督 ジョージ・ルーカス
出演 リチャード・ドレイファス ロン・ハワード
日本劇場公開 1974年12月

「古き良きアメリカ」を彷彿とさせる1962年のカリフォルニア北部の田舎町を舞台に描かれる青春グラフィティ。 登場人物テリーの愛車としてVespaが登場します。

『恋愛専科』(1962年)
原題 Rome Adventure
監督 デルマー・デイヴィス
出演 スザンヌ・プレシェット トロイ・ドナヒュー ロッサノ・ブラッツィ
公開日 1962年8月

大学図書館に勤めるプルーデンスは、成人向け恋愛小説「恋愛専科」を貸し出した責任を問われ辞職し「恋の本場」イタリアと旅立つ。イタリアの美しい風景の中でアメリカ人留学生ドンやイタリア人紳士ロベルトらとのラブロマンスが繰り広げられます。ベスパに乗ってドン・ポーターとデートするシーンがあります。