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KYMCO ターセリー S150 インプレッション


KYMCO ターセリー S150

トップケースや大型ウィンドスクリーンが標準装備ながら、お手頃な車両価格で話題のKYMCO ターセリー S150に乗ってみました。 下道や高速道路を走ってみてのインプレッションです。購入をご検討中の方の参考になれば幸いです。

第一印象と取り回し

前後の16インチホイールとウィンドスクリーン搭載のせいか高さを感じましたが、メインスタンドを下ろして押してみるとその軽さに少し驚きました。

重心が高いということもなく、両手をグリップに添えて進めばそのままスーっと前に進みます。力むことがないので取り回しは簡単です。 男性だったら片手でも取り回せるのではないかと思わせるくらいです。

乗車ポジションと足つき性

ステップ 身長180cmの私にはやや窮屈な感じがします。シートに段差があるので、腰の位置もあまり自由度がありません。 ただ、フラットタイプのステップなので足元は楽です。

シート高はヨーロッパ向け車両らしくやや高めで、身長180cmの私でも両かかとが浮きます。 ですが、シート及びステップの幅はそれぞれ細いので、少しシートのアンコ抜きをすれば、足つき性はかなり改善されるでしょう。

ユーティリティ

シート下スペース シート下スペースはフルフェイスヘルメットを入れても余裕があります。USB給電ポートでアクションカメラを充電して見たところ、 残量20%ほどだったのが2時間ほどで満充電となっていました。

リアトップケースはSHAD製。メインキーで開くので、鍵は一本で済みます。 収納式のコンビニフックはフックのスリットが細いので、布製のトートバッグなどは通すの苦労するかも知れません。 フックとしての機能を考えると固定式の方が良かったように思います。

走り出してみて

シート下スペース アクセルを開けると素直に加速していきます。 イタリアスクーターのような軽やかさはありませんが安定していてスムーズ。過不足なく150ccモデル相応と言った感じです。 サイレンサーの性能がいいのか、排気音は静かで、メカノイズの方が際立つほどです。 ハンドル・ステップなどからの振動は殆ど感じません。

コーナーリング

16インチのラージホイールということで、セルフステアのようなクセがあるのかなと思いましたが、 そんなこともなく自然に曲がります。バンク角も深く、スポーティーな乗り方も充分可能かと思わせます。

ブレーキ

フロントブレーキの効きは良く、安心感がありますが、タッチが急で「ガツン」と効く感じ。 リアブレーキはタッチも良好かつ効きも良いので、街乗りではリアブレーキを主に使用しても問題ないほど。 欲を言えばコンビネーションブレーキだと良かったように思います。

スクリーン・ナックルガード

身長180cmの私ですと、少し前傾になって顔がスクリーンに隠れる感じです。 スクリーンの防風効果は高く、ゴーグルやバイザーがなくても問題なく走れますし、 スクリーンに風を受けてもステアリングに影響することもありません。

ナックルガードは幅が狭いせいか、横からの風をやや感じました。 ただ、ハンドル幅を抑えつつの、この防風効果はまずまずと言えるでしょう。

下道での燃費 31.9km/L

給油時のメーターパネル 新宿→秋葉原→調布→コネクティングロッドへの道中、42.8kmほどで消費したガソリンは1.34リットル。燃費は31.9kmとなりました。 燃料計は5段階表示ですが、25.7kmほどで最初の目盛りが消えました。検証のためオーバーパスなどの立体交差は通らず、あえて交差点を通り、 ストップ・アンド・ゴーを多くしてのこの結果はなかなか優秀かと思います。

高速道路の走行

石川PAにて 中央道 調布ICから本線に合流後、走行車線を走っての最初の感想は「まだ少し余裕があるかな」です。 80km/h制限の走行車線を、7割ほどのアクセル開度でついていけました。 この速度域でも効果的なスクリーンと相まって、振動や挙動で不安になることはありません。 最初は固めに感じたシートも、走行中に尻が痛くなったりはしませんでした。

相模湖手前の山間部も、登坂車線を走る必要もなく、快適に走れます。 ただ、大きなトラックに抜かれるときはスリムな車体が裏目に出て、若干横風を受ける感じがしました。 ラージホイールのおかげでハンドルが取られるほどのものではありませんが、気をつけるに越したことはないでしょう。

高速道路走行中 走行車線での追い越しも可能ですが、ここでのアクセル開度は9割ほどで、余裕があるとは言えない状態です。 後続車に迷惑をかけずになんとか走っていける状態です。

全体的に見ると高速道路を余裕を持って走るのならば走行車線を、というのが実際のところですが、150ccスクーターということを考えると 充分なパフォーマンスと言えるでしょう。

高速道路での燃費 36.75km/L

給油時のメーターパネル 高速道路を106.6km走行した後の給油で2.9リットル消費していましたので、高速道路での燃費は36.75km/Lとなりました。 主に走行車線を走っていたとはいえ、こちらもなかなか良い数字かと思います。



まとめ

走る・止まる・曲がるのそれぞれをそつなくこなし、高速道路も走れて、収納力もバッチリ。 乗る人によっては通勤通学からツーリングまで、これ1台でこなせるオールラウンダー的な存在になれることでしょう。

ただ、そのそつのなさが面白みに欠けるとも言えますが、ターセリー S150のコストパフォーマンスを思えば、この上さらに個性的な乗り味まで求めるのはお門違いという気がします。

充実した各種機能や、破格とも言える車両価格でこのモデルに興味を持った方に、KYMCO Tersely S150は充分期待に沿うことができます。コネクティングロッドでは KYMCO Tersely S150の試乗車をご用意しています。ぜひお気軽に店頭にてご試乗ください。

KYMCO Tersely S150 紹介ページ
https://www.connrod.com/kymco/tersely-s150-s125.html

※当記事は個人の感想に基づいて作成されています。何らかの性能、効果、パフォーマンスを保証するものではありません。


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