ピアッジオ博物館レポート 〜 ベスパ・ジレラ展示コーナー

ベスパ 歴史展示コーナー

ベスパの歴史展示コーナーでは、ロープで仕切られただけの間近な距離に貴重なヴィンテージモデルが数多く展示されています。

ピアジオ(Piaggio)というと、現在ではベスパをはじめとしたスク−ターやオートバイのメーカーという印象があると思います。しかし、元々は航空機や鉄道車両も製造していた会社でありました。今でも別会社としてプライベートジェット機の製造は継続しています。

またイタリア初の地下鉄もピアジオ製で、当時は二輪、三輪、四輪、飛行機、鉄道などを製造する総合重工業メーカーとして名を馳せていたのです。

そんなPiaggio社の歴史や、歴代の生産モデルを惜しみなく展示し、週の半分(水〜土)とはいえ無料で観覧することができるのがこのピアッジオ博物館なのです。

館内にはベスパやジレラなどの歴代モデルが勢揃いしているのはもちろんのことですが、ベスパを題材にしたポスターやアート作品も多く展示しており、博物館でありながら美術館の要素も兼ね備えています。

ピアジオの企業としての業績の継承と芸術を一つの場所で表現できるのは、ベスパがもつ本来の魅力、「工業製品としての機能」と「工芸品的な美しさ」があるからこそなのでしょう。そんなPiaggio/Vespa/Gilera製品の魅力を存分に味わえるこの博物館は、どこも見応えのあるスポットになっています。

Vespaメイン展示コーナー

ベスパ 現行車展示コーナー

現行モデルも多数展示されていました。これらのいくつかのモデルは日本国内でも販売されているので、新車で購入することができます。

ベスパ 現行車展示コーナー

見慣れたモデルもここではより輝きを放っています。

ベスパ 現行+歴代モデル展示コーナー

ヴィンテージモデルだけでなく、歴代の名車もを一同に展示。


ベスパ ヴィンテージモデル サイドカー

スワンネックと呼ばれるヴィンテージモデルのサイドカーモデル。側車部分がエレガント。

ベスパ ヴィンテージ スポーツモデル

歴代スポーツモデルコーナー。スク−ターにもスポーツ性能を求めるのは熱血イタリアンならでは。

ベスパ オブジェ 1

メイン展示場の巨大なベスパ。全長は3mほどでしょうか。凄いインパクト!

ベスパ オブジェ 2

こんな展示品にお目にかかれるのもPiaggio博物館だからこそ。


Gilera展示コーナー

Gilera VT317

1909年に生産されたGilera VT317。ジレラの歴史はここから始まったと言えます。今年でちょうど100周年。

スポーツスクーターの代名詞、ジレラの常設展示コーナー

今年で100周年を迎えるGileraは、1969年にピアジオ傘下に加わり現在に至ります。ピアジオ傘下の1ブランドとしてピアジオグループを盛り立ててきた最古参だけに、ピアッジオ博物館でもしっかり常設展示場が用意されています。

ピアジオ傘下以降は、スクーターを中心としたラインナップとなっていますが、 スクーターながらスポーツ性能を重視したモデルを数多く世に送り出し、スポーツスクーターというジャンルを築きました。さらにランナーシリーズのリリースにより、日本においてもスポーティーなイタリアンブランドとしての地位を確立しています。

ジレラ サイドカー

ジレラの500ccサイドカー。正にここでしかお目にかかれない一台です。

ジレラ ヴィンテージモデル 1  ジレラ ヴィンテージモデル 2

ずらりと並ぶGileraのヴィンテージモデル。クラシックバイクファンにはたまらないのではないでしょうか。


ベスパ アートモデル・ヴィンテージモデル・レアモデル


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